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銅の相場が動くと、大きな損益が発生する企業はたくさんあります。
銅相場は決して身近な情報とはいえませんが、銅相場などの相場は世界の経済の中では銅相場は、重要な指標となっています。
銅相場のニュースから
フェルプス・ドッジ7-9月期は大幅増益、銅価格の上昇で
アリゾナ州フェニックス(ダウ・ジョーンズ)米鉱業大手のフェルプス・ドッジ(NYSE:PD)が24日発表した7-9月期決算は、生産・販売量が小幅減少したものの、銅価格の上昇を追い風に大幅増益となった。
純利益は8億8800万ドル(前年同期は3億6610万ドル)、1株利益は4.36ドル(同1.81ドル)。これには、ヘッジ取引に関連する費用(1株当たり0.54ドル)や、特別利益(同0.17ドル)が含まれている。また、フェルプス・ドッジによるカナダの同業インコ(NYSE:N)の買収断念を受けて、インコから違約金が支払われたことにより、6250万ドルの利益を計上した。
売上高も前年同期比59%増の34億6000万ドルと、大きく膨らんだ。
売上高は、トムソン・ファイナンシャルがまとめたアナリスト平均予想の33億8000万ドルを上回ったものの、1株利益はアナリスト予想の4.85ドルを下回る結果となり、フェルプス・ドッジ株は下落。24日終値は前日比1.45ドル(1.46%)安の97.57ドルとなった。
7-9月期の同社の銅生産量は31万7400トンと、前年同期の31万9500トンから小幅減少した。銅販売量も、少数株主持ち分を差し引いたベースで、25万5100トンから24万3200トンに減少した。
一方、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の7-9月期の銅相場は平均で1ポンド=3.539ドルと、前年同期の1.701ドルを大きく上回った。